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高校生一日看護師体験にN4学生が参加しました。

 2010年8月上旬、新潟県内病院を会場に(社)新潟県看護協会主催、新潟県共催「看護の日事業」関連イベント『高校生一日看護師体験』が行われました。
N4はこの機会をお借りし、新潟県内の6つの病院で高校生に対し看護職の魅力を伝えることを目的にN4学生が”看護職を目指すきっかけ”などをお話させていただきました。

 4人のN4学生が当日お話した内容を抜粋したものをご紹介いたします。

4年制大学を選んだ理由
  • 看護師の他に保健師、助産師、養護教諭の資格が取れるからです。教養科目を受けられることも楽しみでした。看護の専門科目だけでなく、さまざまな学部の科目や人々と関れるからです。
    (新潟大学 近藤さん)
  • 大学受験のための勉強
  • 数学が苦手だったので、受験の時は生物Ⅰで受験しました。看護は理系だから数学が必須という風に思いがちですが、調べると数学と生物のどちらか選択とする学校が多いので、数学が苦手な文系の生徒も大学進学は可能です。
    (新潟青陵大学 古谷さん)
  • 勉強する内容は、過去問と学校で買った参考書で十分だと思います。私は、どうしても 苦手な化学だけ、本屋さんで自分が一番分かりやすいと思った参考書を買って勉強しました。通学中の電車の中でも参考書を開き、ひたすら覚えました。私は家だと集中力がもたないので、学校や図書館でひたすら勉強していました。また、朝4時に起きて勉強していました。早起きすると家族も寝ているし、面白いテレビもないので家でも集中できました。暗記モノはトイレの壁などに貼り、何度も眺めることで自然と覚えました。分からないことは学校の先生に積極的に聞きに行きました。職員室の常連となり、いろんな先生に気にかけてもらうくらいになりました。
    (新潟大学 大西さん)
  • 大学の魅力
  • 大学では部活やサークルに入ることで、交流がとても広くなりました。いろんな友達や先輩・後輩と知り合うことができました。
    (新潟大学 近藤さん)
  • 大学生活はとても楽しいです。看護大学は大変そうというイメージがあるかもしれませんが、学業と両立しながら十分に遊びやバイト、部活などプライベートを充実させることができます。
    (新潟大学 大西さん)

  • 看護の魅力
  • 看護の一番の魅力は、患者さんとの関わりだと思います。一生懸命患者さんと関わって、こころが通じ合った瞬間や「あなたが居てくれてよかった」と言ってもらえた時は、実習の疲れが全部吹き飛んでしまうくらいうれしかったです。
    (新潟大学 大西さん)
  •  看護の魅力は、たくさんの患者さんのために関わり、その人が希望を持って生活できるように役立つことができる所だと思います。少なからずその人の人生に関わることは責任の重い仕事だとは思いますが、同時にやりがいと誇りを持つことができます。私がそれを強く感じるようになったのは、病院実習を行ったからです。 退院後もずっとその病気と向き合いながら生きていかなければならない患者さんとの出会いにより、病気の回復だけではなく、患者さんのこれからの生活がどうしたらよくなるか考えながら、患者さんの意向にそった看護を行うことが大切なのだと学びました。
    (新潟大学 近藤さん)
  • 看護職を目指すきっかけ
  • 人と関わることが好きなので昔から人と関わる仕事に就こうと考えていました。私の母が看護師という影響もあってか、高校生の時から看護師になろう!と具体的に思い始めて、看護の道に進みました。
    (新潟青陵大学 渡辺さん)
  • 赤ちゃんが大好きで、乳児に関わる仕事がしたいと思ったことがベースになっています。中でも助産師は出産から育児にわたって母子をサポートする職種で、自分のやりたい仕事の的をえていることから、その道を目指すようになりました。
    (新潟青陵大学 古谷さん)
  • 実習でのエピソード
  • 私は老年看護学実習で難病の方を受け持たせていただきました。その方は話すことが困難んでコミニュケーションをとるのが非常に大変でした。一生懸命患者さんが訴えてくれることが私には理解できなくて、始めのうちは戸惑いました。患者さんからさみしそうな表情をされるのが辛くて悩んだときもありました。しかし、実習を進めるにつれてどのようにしたら患者さんともっとお話しできるだろうかと考えて文字盤や身振り手振りを使ってコミニュケーションを取ってみました。いままでより沢山その患者さんとお話をすることができるようになりました。実習の最終日には、私の手を持って、手のひらに”ありがとう”と指で書いてくれて、そのことが本当に嬉しくて感動しました。
    (新潟青陵大学 渡辺さん)
  • 看護学生から高校生に向けてのメッセージ
  • 今まで私が忙しく大変な学校生活を充実して送ってこれたのは沢山の友人のおかげでもあります。同じ夢を持ち一緒に頑張っていける仲間がいることは私にとって非常に力になりました。j実習の最終日には実習グループのみんなでご飯を食べに行ったり、去年の夏休みには看護学科全員でバーベキューをしたりしました。大変なことは沢山あるけど、みんなで励ましあったり高めあいながらどんなことも乗り越えてきました。看護職を目指す高校生の皆さんにも素敵な仲間とともに看護の楽しさや素晴らしさを感じてもらいたいと思います。ぜひ、一緒に看護の道を進みましょう。(新潟青陵大学 渡辺さん)
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